新しいものづくりがわかるメディア

RSS


建ロボテックが「鉄筋結束トモロボ」の米国規制対応モデルを発表

建ロボテックは、人間の代わりに結束作業を実行する「鉄筋結束トモロボ」の米国規制対応モデルを発表した。

鉄筋結束トモロボは、米国・ラスベガスで開催された「World of Concrete 2023」で実機展示を実施した。米国への輸出にあたり、安全性に関して対応すべき規格や法規制についてなどに課題があった。今回発表された米国規制対応機は、米国労働安全衛生庁(OSHA)の労働安全衛生法により定められた米国防火協会の規則(NFPA70/NFPA79/NFPA791)に準拠している。

既存機は本体のカバーやケーブル、充電器などが規制に対応していなかったため、該当する対応部品と交換した。特に充電器は電圧が違うため、120Vに対応した。また色に関する規制もあるため、リセットボタンの色も変更した。

スイッチ部分などの英語表記変更 スイッチ部分などの英語表記変更

日本語表記で製作されていた既存機のスイッチ部分や注意喚起の表示などを英語表記に対応。また、既存機にはなかった禁止マークのシールも追加した。

さらに、既存機では機体1つのユニットで構成されていたが、左右中央の3つに分割できるユニットに変更。これにより、壊れた場合に破損箇所があるユニットのみの交換で対応可能となった。

今後は、米国以外の国への展開も計画している。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る