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ラズパイPicoで電子工作を学ぶ——専用ケースに入ったRaspberry Pi Pico学習キット「PiCoder」

センサーやLED、モーターなどを専用ケースに収納し持ち運びができるRaspberry Pi Pico学習キット「PiCoder」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

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PiCoderは、保護ケースにRaspberry Pi Pico WとPicoで制御できるさまざまなデバイスを収納した学習キット。初心者から上級者まで、年齢を問わず情報科学やプログラミング、エレクトロニクスの学習に活用できる。

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PiCoderのケースには、8×8LEDマトリクス、3.2インチLCDタッチスクリーン、LDR(光依存性抵抗)、 温湿度/気圧センサーモジュール「BME280」、超音波センサー、RFIDモジュール、デュアルUSB、リレー、ポテンショメーター、ブザー、ボタン、サーボモーターなどをコンパクトに収めている。

Raspberry Pi Pico Wを介してプログラミングし、各種ツールの動作確認やオリジナルのアプリケーションの作成ができる。例えば、8×8LEDマトリクスを使ってパターンの点灯やアプリケーションに応じたプログラミング、BME280やLDRの動作デモ、抵抗の制御と調整方法の学習、RFIDモジュールを使ってスキャニングのメカニズムの学習、さまざまなアプリケーション向けにタッチスクリーンの活用などができる。

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また、Pico互換HATを搭載することで機能の拡張もでき、バーコードのスキャンができるバーコードHATや、マルチセンサーや1.15インチLCDディスプレイ搭載のSense HATを利用できる。

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PiCoderは、本体とRaspberry Pi Pico Wとのセットを115ポンド(約1万9600円)で提供する。出荷は2023年7月を予定しており、送料込み価格となっている。2023年5月14日までクラウドファンディングを実施し、5月10日時点で目標額の500ポンド(約8万5000円)を上回る約2万ポンド(約357万円)を集めている。

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