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ロボットアニメが現実に——搭乗操作型ロボット「アーカックス」、国内先行受注開始

ツバメインダストリが、搭乗操作型ロボット「アーカックス」の国内先行受注を開始した。

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アーカックスは、「SFに出てくるような大型ロボットに実際に乗り込んで操縦する」という、多くの人が憧れた夢の体験を世界に発信するため、同社が開発した変形ロボットだ。全高4.5m、重量3.5トン、ロボットモードとビークルモードの変形が可能で、ビークルモードでは全高3.9mと重心を少し下げることで、最高時速10kmで走行できる。変形動作は、主に前脚に組み込まれた大型シリンダーで実現している。

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動力は、DC300Vのバッテリーを搭載したモーター駆動で、移動時は前輪操舵/後輪駆動という構成だ。ボディ中央のハッチを開いて、内部のコクピットに搭乗し、9台のカメラからの映像を映し出す4面モニターを見ながら操作できる。

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関節自由度は26で、ロボットモードであれば全ての動きが操作できる。コントロールは、ジョイスティック×2/ペダル×2/タッチパネルを使い、外部からの遠隔操作にも対応する。

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今回の初期ロットは限定5台での販売となり、参考価格は4億円 (1年分の保守費用含む)。納期は受注後12~18カ月を予定している。

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