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さまざまなロボットを組み立て可能——モジュラー式ロボットキット「UGOT Robotic Kit」

1つのキットでさまざまなタイプのロボットを組み立てられる「UGOT Robotic Kit」が、Kickstarterで注目を集めている。

UGOT Robotic Kitはモジュラーデザインを採用しており、モジュール化されたパーツを組み合わせてセルフバランスカー、4足歩行ロボット、クモのような多脚型ロボットなどを作製できるキットだ。ロボットの種類によって異なるキットを買う必要はない。

UGOT Robotic Kit

UGOT Robotic Kitには基本キットとフルキットの2種類があり、基本キットでは、4本の脚と車輪2個を持つ歩行ロボット、二輪セルフバランスカーの2種類を作製できる。フルキットでは基本キットの2種類に加えて、4足歩行ロボットや多脚型ロボット、メカナムホイールロボットカーなど計7種類を作ることができる。組み立てガイドは専用アプリとWebサイトで閲覧できるようになっている。

UGOT Robotic Kit

将来的にはさらに多くのロボット作製に使えるパーツがリリースされる予定で、対応する新たなアドオンキットを購入すれば既存のキットからコアパーツを使い回して使用できるという。

メイン制御ユニットは、手の動きでロボットをコントロールできるジェスチャーコントロール機能や、指向性マイクを使用した音声認識機能を備えており、ロボットに話しかけるとロボットは話者の方向へ移動しながらスピーカー経由で応答することができる。さらに、ChatGPTを利用した音声コマンドにも対応している。

UGOT Robotic Kit
UGOT Robotic Kit

通信機能はWi-FiとBluetooth 5.0に対応。専用アプリを使うと一人称視点でロボットを制御でき、操作中に写真や動画を撮影できるほか、双方向音声通信もサポートする。2600mAhリチウムイオン充電式バッテリーは1回の充電で約2.5時間稼働可能だ。

UGOT Rotobic Kitの特別早期割引価格は、基本キットが2895香港ドル(約5万5000円)、フルキットが4308香港ドル(約8万1000円)だ。日本への送料は157香港ドル(約3000円)で、出荷は2023年12月を予定している。

UGOT Robotic Kitは2023年10月30日までクラウドファンディング中だ。2023年9月19日時点で、目標額15万6918香港ドル(約300万円)の20倍以上となる約320万香港ドル(約6000万円)を集めている。

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