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4モデルで多様な造形ニーズに対応——Anycubic、FFF方式3Dプリンター「Kobra 2」シリーズを発表

Anycubicは、高品質かつ高速造形ソリューションを提供するFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター「Kobra 2」シリーズを発表した。「Kobra 2 Neo」「Kobra 2 Pro」「Kobra 2 Plus」「Kobra 2 Max」の4モデルを展開し、多様な造形ニーズに応える。

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Kobra 2シリーズは、モジュラーデザインにより箱を開けてから10~20分で組み立てられる。新しくなったユーザーインターフェースやオートレベリングシステム「LeviQ 2.0」を搭載し、簡単かつ迅速なセットアップができる。

photo Kobra 2 Neo

価格を抑えたエントリーモデルのKobra 2 Neoは、最大造形サイズが220×220×250mm、1秒当たりの最高造形速度が250mm、同平均速度が150mmだ。つまみで操作する2.4インチのスクリーンを搭載する。

 
photo Kobra 2 Pro

スピードを追求したKobra 2 Proは、最大造形サイズが220×220×250mm、1秒当たりの最高造形速度が500mm、同最高加速度は2万mm、同平均速度が300mmだ。XY軸にはダブルメタルスピンドルとSG15ベアリング、Z軸にはデュアルリードスクリューを採用し、スムーズかつ正確な高速動作ができる。

 
photo Kobra 2 Plus

造形サイズとスピードのバランスを重視したKobra 2 Plusは、最大造形サイズが320×320×400mm、1秒当たりの最高造形速度が500mm、同平均速度が300mm。大型モデルの造形が可能なKobra 2 Maxは、最大造形サイズが420×420×500mm、1秒当たりの最高造形速度が500mm、同平均速度が300mmだ。Kobra 2 Pro/Plus/Maxは4.3インチのLCDタッチスクリーンを搭載し、専用アプリを使ったリモート操作にも対応する。

 
photo Kobra 2 Max

予定小売価格はKobra 2 Neoが199ドル(約3万円)、Kobra 2 Proが309ドル(約4万6000円)、Kobra 2 Plusが449ドル(約6万7000円)、Kobra 2 Maxが569ドル(約8万5000円)。2023年9月1日から公式Webサイトで先行予約を受け付けており、記事執筆時点でそれぞれ189ドル(約2万8000円)、299ドル(約4万5000円)、419ドル(約6万2000円)、499ドル(約7万4000円)で提供する。

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