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Scratchで機械学習の仕組みを学習——オライリー・ジャパンが「Scratchではじめる機械学習 第2版」を刊行

オライリー・ジャパンは、「Scratchではじめる機械学習 第2版」を2024年7月に刊行した。

同書は「Scratch」を学んでいる小学校5、6年生くらいから読める、機械学習の入門書だ。Scratchの拡張機能を使い、画像認識や音声認識、姿勢検出、文章生成を利用したプログラムを作りながら、機械学習の仕組みを学べる。4年ぶりの改訂となる第2版では、新たに「文章生成編」が追加された。Scratchで生成AIをプログラムに組み込むプロジェクトに挑戦できる。

全6章で構成されており、1章では「ML2Scratch」に画像を学習させて、分類モデルを使った画像認識やジャンケンゲームのプログラミングを体験する。2章では「Teachable Machine」を使った機械学習やTeachable MachineとTM2Scratchの使い方、音声学習、分類モデルをアップロードしてScratchとつなぐ方法について取り扱う。

3章では、姿勢推定モデル「PoseNet」を用いて体の動きで鳴らす楽器をプログラムし、4章では機械学習や単純パーセプトロンについて学ぶ。

5章では「ChatGPT」と連動した「ChatGPT2Scratch」で、RPGゲームのキャラクターのセリフを自動生成する。さらに、上級編となる6章では、遺伝的アルゴリズムでネコの動きを進化させる方法が紹介されている。

著者は石原淳也氏、倉本大資氏。B5判変形、208ページで、価格は2530円(税込)だ。

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