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BreadBoardManiacインタビュー

クラウドファンディングで始める、私が「欲しいモノ」のものづくり

Twitterで「こんなのどう?」と投げかけてみる

企画や製品化の判断にはTwitterを活用しているという。

「どういうものを欲しがっているかTwitterで情報収集したり、試作品を作ってTwitterで『こういうのを作ってみようと思うんだけど』って見せて、反応が良いものは優先的に開発するというスタイルです。Twitterで反応の良かったものはKickstarterでも反応が良いんです。逆にTwitterで反応が良くなかったものはKickstarterでも良くないし、そういうのはすごく顕著に出ますね」(高嶋さん)

「情報をオープンにすることで、企画段階でコピーされるリスクが無いわけではありませんが、それよりもみんながどういうのものを欲しいか知ることができたり、クラウドファンデイングでお金を集めることで得られるメリットの方が大きいかなと思います」(林さん)

Kickstarterを使ってみてわかったこと

自分たちが欲しいと思ったものを製品化して売るにあたって、開発初期費用の問題にぶち当たった時にクラウドファンディングを使うことを決めたのはごく自然な流れだった。

「すでに日本にもクラウドファンドはありましたがKickstarterぐらいの規模ならお金も集まりやすいし、過去にも製品化されているものもあるから使えるんじゃないかなと思ったんですけど、調べてみたら日本からKickstarterに出品するのは結構大変で、たまたま夫がアメリカに住んでいたので条件をクリアできました(※Kickstarter側とのやりとりは英語が基本である他、現地住所や現地の銀行口座が必要:筆者注)」(林さん)

「最初の時は何度も審査でNGが出て大変でしたね。出品者の顔が出てないとダメだとか、リワード(支援に対する見返り、金額ごとに設定できる)も、例えば製品とTシャツの抱き合わせみたいなものはダメで別々にしないといけないとか、今まで作った試作品やスケッチ、配送までのスケジュールも必要です」(高嶋さん)

そういった厳しい審査を経て掲載されるが、全てのプロジェクトが成功するとは限らない。

「注意が必要なのは、製品のニーズに対しての提供するものの単価と目標額のバランスですね。そのバランスを間違えてしまうと、製品がよくても目標額を達成できなくなります」(高嶋さん)

「Kickstarterに出す段階で製品の完成度を高めておかないと、調達成功後の開発が長引いて支援者の方にも迷惑をかけますし、最悪の場合製品化できない場合も考えられるので、企画から試作の段階で気を付けないといけません」(林さん)

その他に心がけていることとしてユーザーとのコミュニケーションがあるという。例えば募集を開始してから出荷が終わるまで、最低でも月1回は開発進捗など何かしらの情報を発信すること、内容についても自分たちにとって都合が悪いことでも正直に発信することで透明性を担保し、支援者との良好な関係を維持していくことも重要だ。

「過去に支援してくれた人に対して新しいプロジェクトを始めたよと報告したり、プロモーションにも使う方法もあります。プロジェクトの途中でこちらが用意していないリワードのリクエストも結構あって、やりすぎると発送が大変になりますが、対応すると反応は良くなりますね。」(高嶋さん)

四隅の穴を使ってレゴブロックと組み合わせられる、はんだ付け不要の試作基板「ビスケットボード」 四隅の穴を使ってレゴブロックと組み合わせられる、はんだ付け不要の試作基板「ビスケットボード」

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