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手書きペン入力機能を持つiPad用カバーのプロジェクトが25万ドル以上を集める

クラウドファンディングサイト大手Kickstarterは、独自に開発したセンサーボードで、ペン入力をデジタルデータ化するiPad用カバー「iSketchnote」プロジェクトをKickstarterサイトで発表した。

クラウドファンディングサイト大手Kickstarterは、独自に開発したセンサーボードで、ペン入力をデジタルデータ化するiPad用カバー「iSketchnote」プロジェクトをKickstarterサイトで発表した。開始後の20日間で当初目標の3万5000ドルをはるかに上回る25万8000ドル(約2500万円)の出資を集めた。

iSketchnoteは、独自のセンサーボードを内蔵したiPad用カバーと、専用のインクペン(バッテリーは不要)、そしてペンによる入力をリアルタイムに受信したり保存されたデータを同期したりする専用アプリの3つによって構成されている。

iSketchnoteの開発を行なっているISKNチームは、今年の7月にはUSB接続による試作機を開発・発表しており、今後はBluetooth接続へ対応させた上でアメリカ各地で展示発表を行い、2014年5月には販売開始する計画を公表している。出資が25万ドルを超えた場合に開発するとしていたPC/Mac向け「iSketchnote connection PC/Mac」(USBケーブルで接続して機能を利用できる)の提供も決まった。

入力用のペンには電子部品などは組み込まれておらず、埋め込まれた永久磁石のリングによって筆跡を検知し、太さや色の違うペンを認識するため、今後さまざまなペンが使用可能になる見通し。また、データ読み取りを行う専用アプリ以外にも、iPad用の手書きノートアプリ等との連携も視野に入れており、アプリ開発者向けにセンサー入力用APIも提供される。 

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