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fabcrossが大阪でワークショップ開催、エンジニアがパーソナル・ファブリケーションを体験

個人のものづくりを応援するウェブサイト「fabcross」が大阪のFabLab Kitakagayaでエンジニアを対象としたワークショップを9月28日に開催した。

このワークショップはfabcrossの企画によるもので、オートデスクが提供する無料3D CADソフトウェア「Autodesk 123D」シリーズを使ってモデリングした3Dデータを、レーザーカッターや3Dプリンタで出力する内容で、事前に招待された関西圏で製造業に従事する設計・開発エンジニア約20人が参加した。

参加者はオートデスクの講師から123Dシリーズの使い方のレクチャーを受けた後、グループ形式でなにを出力するかをディスカッション。その後、各自でデータを作成し、レーザーカッターや3Dプリンタで出力して企画から試作までの一連の流れを体験した。この日はスマートフォン用のスタンドや車、スツールの模型などを制作した。

参加した設計エンジニアの一人は「普段、自分が設計したものが形になるところを見る機会がないため、こういった場で自分が設計したものが加工されていくところまで体験できるのは楽しい」と話していた。

fabcrossでは今後も各地でワークショップを企画し、電子工作や3Dプリンタを活用したものづくりなど、さまざまな形でパーソナル・ファブリケーションに触れる機会を提供していく予定だ。

ワークショップで制作した自動車の模型。厚紙をレーザーカッターで切り抜いて組み立てる。

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