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富士通、ベンチャー企業と協業し、クラウドを利用した電動バイクバッテリー管理システムを提供

富士通とレスクは2013年10月3日、クラウド技術を活用した電動車両のバッテリー監理インフラシステムを構築し、電動車両の普及に向けた協業を開始すると発表した。

レスクは、独自開発したカセット型リチウムイオンバッテリー搭載の電動バイクを手がけるベンチャー企業。このシステムは、レスクの電動バイク向けカセット型可搬バッテリーとロッカー式充電ステーション、および富士通の位置情報活用のクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」などを組み合わせた。

電動バイクの利用者はスマートフォンアプリによって、それぞれのバッテリーの充電残量や劣化状態、走行可能距離を確認できたり、走行位置周辺のバッテリー交換場所を検索してバッテリー交換の予約ができたりする。個々のバッテリーデータはビッグデータのセンターで蓄積して分析することで寿命予測がなされ、ローテーションや交換などの監理運用が行なわれる。

また、富士通では今後、電動バイクをセンサーとして収集したビッグデータの利活用も検討し、協業パートナーの拡大を予定している。
 

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