富士通、高速エンジンを搭載した機械装置設計向け3D CAD新バージョンを発売
2013/10/05 11:00
富士通は2013年10月2日、高速エンジンを搭載した機械装置設計向け3D CAD「iCAD SX V7L3」の発売を開始した。「FUJITSU Manufacturing Industry Solution iCAD SX」の最新バージョンで、価格は138万円から。
新しく鋼材設計に特化した機能を搭載。装置内の部品形状を参照しながら鋼材を自由に配置したり、鋼材の接合部を簡単に処理できるようになり、設計アイデアの素早い具現化が可能になる。
また、図面作成機能も強化。単一部品の加工に必要な寸法の一括表記機能を強化し、複数部品にも表記できるよう対応。モデル形状から図面の向きを自動で判断する機能も搭載した。
さらに、機械設計が扱う3次元モデルと、電気設計が扱う回路シンボルとを連携させ、設計途中の3次元電装モデルから抽出した回路シンボルをそのまま回路設計で活用したり、回路図内のシンボルから3次元モデルを抽出して、電装部品のレイアウト検討を3次元上で同時に行えるようになった。
同年10月2日から11月15日まで販売記念キャンペーンを実施。「iCAD SX V7L3」を30日間無償で使用できる体験版と、業務改善のヒントが詰まった導入事例集を先着300名にプレゼントする。