「しぶや図工室」、3Dプリンタでハロウィンキャンドルを制作するワークショップ開催
2013/10/11 16:55
「しぶや図工室」(東京都渋谷区)は、「渋谷でみんなが使える」ことが特徴のFab施設だ。スタートアップ企業向けの支援やコワーキングスペース貸出などの事業を展開するノマドが中心となって2013年3月に開設した。
図工室には3Dスキャナや3Dモデラ、3Dプリンタなどの工作機械が用意され、手軽に3Dのものづくりを体験できる。ツール導入費用の一部は、クラウドファンディングサービスの「CAMPFIRE」を通じて集められたものだ。
最近では3Dプリンタの低価格化なども進み、個人で3Dプリントを行うこともできるが、元になる3Dデータの作成のハードルは決して低くなっていない。そこで図工室では、高精度3Dスキャナや3Dモデラなどの高価な機材のレンタルとあわせ、初心者向けワークショップや見学会を通じた体験や技術習得支援を行っている。
10月23日、26日には、「オリジナルキャンドル教室 ハロウィン編」を開催。3D CADと3Dプリンタを使ってオリジナルの型を制作し、ハロウィン用のキャンドルを作るワークショップだ。
個人として学ぶ機会を得たり、ものづくりを楽しむことに加え、ベンチャー企業のものづくり支援、試作支援といった側面も持ち、図工室で形作られるコミュニティにも期待が高まっている。