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小さな立方体が集まって椅子や机に——自律構築型の超小型ロボット「M-Blocks」をMITが研究中

米MITの研究チームがキューブ型の超小型ロボット「M-Blocks」の研究開発を進めている。

M-Blocks1つ1つはサイコロよりもいくらか大きなサイズ。内部にあるフライホイールを最高で毎分2万回転させることで、M-Blocks自身が転がるようにして移動できる。また、M-Blocksは要所に磁石が埋め込まれていて、M-Blocks同士が寸分もたがわずにくっつき合う。くっついた状態からさらに別のM-Blocksの上に飛び乗るなどして、立体的な形状を作っていくことが可能だ。

現在は100個のM-Blocksにアルゴリズムをプログラミングし、自動的にさまざまな形状を作り上げられるよう研究を進めているところ。「数百のM-Blocksが床に散らばっているところから、互いを認識し合い、合体して、要望に応じて自動的に椅子や踏み台、机などに変形できるようにしたい」とMITコンピュータ科学・人工知能研究所の研究者John Romanishin氏は話している。

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