200ドルを切る3Dプリンタ組み立てキット、Kickstarterで目標達成
2013/10/29 19:30
QU-BDのオープンソースベースのFDM方式3Dプリンタ組み立てキット「QU-BD One Up」が注目を集めている。同製品は3Dプリンタとしては初めて200ドルを切る199ドルでの発売を目指している。クラウドファンディングサイトKickStarterで資金募集開始後およそ1週間で当初の目標を上回る約14万ドル(約1360万円)の資金を集めた。
QU-BD One Upは、フレームにメラミンコーティングしたMDF(木材などの繊維に合成樹脂を加えて圧縮成形した板)を採用している。これにより、プリントの精度を犠牲にすることなくコストを削減した。また、フィラメント押出機は真ちゅう製で、コストを抑えるため1.75mmのPLAフィラメント専用となっている。最大造形サイズは175×175×125mmで、最小積層ピッチは0.05mm。
Kickstarterで11月18日まで資金を募集している。