バイオメディカル用途に最適化した双腕ロボット、安川電機が開発
2013/11/07 15:00
安川電機は2013年11月5日、医療やバイオ研究分野における試薬や検体の分析前処理作業向けに最適化した双腕ロボット「MOTOMAN−BMDA3」を産業技術総合研究所と共同開発、2013年12月から販売すると発表した。
MOTOMAN−BMDA3は、最大リーチ725mmという広い動作範囲を保ちながら、重さを同社従来機種の220kgから60kgへと大幅に軽量化した。バイオメディカルの研究現場で研究者と働く親和性を考慮した清潔感・上質感のあるデザインを採用している。
また、表面の拭き取りやすさを考慮し、外表面をフラットな形状に仕上げている。特殊な塗装と表面処理により、過酸化水素水洗浄(拭き取り洗浄)に対応し。さらに、クリーン度はISOクラス6にも対応している。
2013年11月6日から9日まで東京ビッグサイトで開催される「2013国際ロボット展」に出展している。