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銃を撃った後の反動も再現。ゲーム内の“手応え”を感じられるグリップが資金調達中

Reactive Gripは、バーチャルリアリティ(VR)やゲーム内での触感や手応えをフィードバックするコントローラグリップだ。現実の世界で感じている摩擦力やせん断力をシミュレートすることで、実際に対象に触れたり、抵抗を感じているかのような感触が得られる。2013年11月6日から、クラウドファンディングのKickstarterで資金調達を開始。目標額は17万5000ドルで、11月8日時点で約7万ドルを集めている。

従来のコントローラでは、現実へのフィードバックといえば振動が主なものだったが、Reactive Gripはグリップ部の感覚も再現することを目指している。コントローラのグリップ部には、小さなスライディングプレートが手前・奥・左・右の4カ所に組み込まれ、4カ所のプレートの上下の動きをそれぞれ別個に制御することで、重い物を持ち上げたり振り回したりする感覚、銃を撃った後の反動といった感覚を再現する。VRやゲームの中でのプレイヤーの動きに反応して再現するこの機能のことを、開発チームでは「リアクティブグリップフィードバック」と呼んでいる。 

この機能により、剣と盾、射撃、バギーの運転、釣り、あるいは鎖の先にトゲ付き鉄球を備えたフレイルなど、さまざまなオブジェクトをVRやゲーム内で操作したとき、現実で扱っているのと同じような操作感をシミュレートできるという。

Kickstarterでの出資は12月11日まで受け付けており、金額は5ドルから。179ドル以上になると「Reactive Grip」を手に入れることができる。 

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