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手ぶりでシンセサイザ演奏、3DジェスチャーコントローラがKickStarterで資金募集中

手を空中で動かすことでシンセサイザが演奏できる3Dジェスチャーコントローラ「Vector」が、クラウドファウンディングサイトKickStarterで資金調達プロジェクトを開始した。

Vectorは、人気のあるモジュラーシンセサイザ規格Eurorack Modularシステム用に設計された3D制御インタフェースだ。センサの上にかざした手の位置を立体的に感知し、X、Y、およびZ各軸の位置に比例した信号を出力する。手を動かすことで1度に3つの操作をコントロールすることができる。動作システムはスマートフォンなどのタッチパネルの仕組みと似ているという。

また、ジェスチャー感知領域を認識させるためのLEDを備えており、かざした手の位置に応じて点灯し、Z軸、X軸、Y軸によって青赤に色が変わる。たとえば手をセンサに近づけると、赤のLEDが明るくなり、手をXY軸上の場所に移動すると、その領域の青のLEDは明るくなる。

2014年4月に製品化を目指しており、クラウドファウンディングKickStarterで1万ドルの資金調達を開始した。現在、299ドル(約3万円)出資するとVectorがひとつ入手できる(日本への送料25ドルが必要)。記事執筆時点では約3700ドルの資金が集まっている。

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