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直径300×高さ300mmの出力ができる、3Dプリンタが人気

カナダのJean Le Bouthillier氏らのチームが開発した、最大出力サイズ直径300×高さ300mmで、一部部品の自己複製も可能な3Dプリンタ「BI V2.0」が、クラウドファウンディングサイトKickstarterで資金調達を開始した。

BI V2.0は、アルミ製フレームで構成されたFDM方式の3Dプリンタ。1.75mm径のフィラメント(PLA、ABS、ナイロン)を材料として、直径0.4mmのノズルから、最大出力速度100mm/sで出力できる。LCDコントロールパネルとSDカードスロットを備え、パソコンを接続しなくても出力できる。 

比較的低価格で大きな体積の出力を可能にする三角柱状の“デルタプリンタ”タイプとなっている。最終的に、自分自身を複製可能にするため多くの部品をSketchUp形式でモデル化し、オープンソース化する予定。

すでに製品化の準備は整っているが、現在、多少の手直しなどの調整中。クラウドファウンディングサイトKickstarterで資金調達を開始した。目標額は3万カナダドル(約295万円)、現在約2万3000カナダドル以上を集めている。1台入手するためには699カナダドル以上の出資が必要だが、現時点では日本への送付はサポートされていない。

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