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米3D Systems、デスクトップ3Dプリンタ「Cube」シリーズに2つの新機種を発表

米3D Systemsはネバダ州ラスベガスで開催中の家電製品見本市「Consumer Electronics Show:CES 2014」で、デスクトップ3Dプリンタ「Cube」新製品としてプロ向けの「CubePro」と一般向けの「Cube 3」を発表した。また同社が運営する3Dプリンタ関連サービスのプラットフォームの新バージョン「Cubify2.0」も発表した。

3Dプリンタ:「CubePro」 3Dプリンタ:「CubePro」

「CubePro」は、の3ヘッドを搭載してフィラメントを交換することなく3色カラーや複数の材料による出力が可能なプロコンシューマ向け3Dプリンタ。最大造形サイズは、幅275mm×奥行き265mm×高さ240mm、最小積層ピッチは75μm。カラータッチスクリーンを備えている。同社の3Dプリンタ関連サービスプラットフォーム「Cubify」に対応しており、携帯電話やスマホからデータを送信し、出力できる。2014年第2四半期に出荷を開始する予定で、価格は5000ドル(約52万円)以下の見込み。

3Dプリンタ:「Cube 3」 3Dプリンタ:「Cube 3」

「Cube 3」は、同社の家庭向け3Dプリンタ「Cube」シリーズの第三世代製品で、シリーズで初めて1000ドル(約10万5000円)を切る価格になる見込み。対応フィラメントはPLAとABSで、2色カラー印刷機能を搭載した。カラータッチスクリーンを備えている。iOS、AndroidおよびWindows用Cubifyアプリから直接出力ができる。競合製品の2倍の速度で出力できるという。2014年第2四半期に製品出荷の予定。

画像は「Cubify2.0」のイメージ 画像は「Cubify2.0」のイメージ

「Cubify2.0」は、同社が運営する3Dプリンタ関連サービスプラットフォーム「Cubify」の新バージョン。Cubifyは、ホスティング、出版、制作、ブランドと小売、商品化、クラウドソーシングなどDIY愛好者や子供などを対象としたサービスを提供している。今回のバージョンアップでは、ファッションブランドなどが提供するデザインデータを強化し、ユーザーのためのSNS機能などを追加した。

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