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サイバネットシステム、3Dダイレクトモデラー「SpaceClaim Engineer 2014」を発売

サイバネットシステムは、2014年1月15日から米SpaceClaimの3Dモデリングソフト最新版「SpaceClaim Engineer 2014」の国内出荷を開始すると発表した。「SpaceClaim」は、イメージした3Dオブジェクトをすばやく、簡単に、そして直感的にモデリングできる3Dダイレクトモデラーで、CADのエキスパート以外のエンジニアも利用できる。

SpaceClaim Engineer 2014は、従来バージョンと比較してモデル処理を自動化・高速化した。モデルのロード時間は30%向上、ファイルインポートやその他の処理でのマルチスレッドサポートも備える。また、データ互換性も大幅に拡張し、Solid Edgeファイルの入力、3D PDF(PRC B-Rep形式)ファイルの入出力(以上はオプションのデータ交換パッケージが必要)、AMFファイルの入出力に新たに対応、AutoCADとの互換性も強化した。 

Outlookからのファイルのドラッグアンドドロップ、セミパラメトリック機能といった新機能も加え、さらにPC、スマートフォン、タブレット上で利用可能なWeb上のモデルビュアーの提供も開始した。その他、モデリング、挿入、表示、修復、モデル準備、メッシュオブジェクトに対する操作、図面、シートメタル等の機能が改善されている。ANSYS 15.0との連携にも対応した。

ライブ干渉機能 ライブ干渉機能
[真直化]ツールによる傾きの修正 [真直化]ツールによる傾きの修正

「SpaceClaim Engineer 2014」の価格は、52万5000円(税込)。モデリング機能・図面機能・3Dマークアップ機能等すべての機能を搭載したノードロック版で、1年間の技術サポート及び年間保守料を含む。Excel連携用プラグインも同梱している。

また、Algoryx Simulationのマルチボディダイナミクス解析アドオン「Dynamics for SpaceClaim」を、アドインオプションとしてリリースした。物理エンジンAgX Dynamicsによるモーションダイナミクス機能によって、マルチボディ間の結合や接触状態のシミュレーションが可能になる。 

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