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ロジアナにもオシロにもなる多機能測定器が6万ドル超を調達

中国のDream Source Labが開発した多機能測定器「DSLogic」がクラウドファウンディングサイトKickstarterで人気を集めている。DSLogicは、資金調達目標1万ドル(約104万円)に対しての6倍以上を調達した。

DSLogicは、DSLogic-Coreと用途に応じて接続する拡張モジュール、および各種の表示を行うソフトウェアから構成されている。DSLogicは、最大サンプリングレート200MHz、最大チャンネル数16チャンネル。ロジックアナライザやオシロスコープ、データ収集システム、プロトコルアナライザ、RFアナライザなどとして使用できる。また、ワイヤレス拡張モジュールと組み合わせて使うワイヤレスプローブはArduinoと互換性があり、Arduino用のセンサを利用できる。

デザインファイル(ソフトウェア/ファームウェアのソースコード、概略図、基板設計、および部品表)のすべてがオープンソースであり、ホスト側ソフトウェアはオープンソース信号解析ソフトウェア「sigrok」ベースだ。Linuxのほか、Windows XP/Vista/7を含むWindowsシステム上で動作する。

資金調達は米国時間の1月23日9時15分まで行われており、89ドル(約9300円)以上出資すると、ロジックアナライザとして使えるDSLogicのセットが1つ入手できる。出荷開始は2014年3月以降の予定。

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