MicroSliceが加工できるサイズは50×50mm、出力100mWの赤色レーザーダイオードを使用している。コントローラはArduino UNOで、ソフトウェアはすべてオープンソースのものを使っている。レーザー出力が弱いので、切断できるのは紙だけで、木やプラスチックへの刻印も対象物が暗めの色でなければ刻印できない（もちろんガラスや金属には刻印できない）。キットにはすべての部品が含まれており、組み立てにはおよそ15時間かかる。

Kickstarterですでに目標額3万ポンド（約490万円）に対して、記事執筆時点で5万ポンド（約820万円）の調達に成功している。今後は、デザインの変更を行い、3月前半には部品の注文とレーザーカット部品の生産をはじめ、後半には、キット用の部品のオーダーの受け付けを開始。4月にはKickstarterでのサポーターにフルキットの提供を開始する予定という。

199ポンド（約3万2700円）出資すると、MicroSliceキットが1つ入手できる（日本までの送料17ポンドが別途必要）。