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子どもの心臓疾患の手術に、3Dプリンタで出力した心臓モデルを活用

米国の小児病院で、心臓に先天性疾患を持つ子どもの手術に際して、3Dプリンタが活用されていると、米ニュースサイトcourier-journal.comが報じている

記事によると、ケンタッキー州ルイビルのKorsair小児科病院で、心臓の大動脈に穴があるなどの先天性疾患を持つ生後14カ月の男の子の手術の検討のために、心臓外科医はCTスキャンで作成した男の子の心臓モデルを3Dプリンタで出力した。

心臓の治療は他の臓器よりも細かく、複雑なため、事前に綿密な計画が必要となる。担当医は3Dプリンタで20時間かけて出力した、実際の2倍のサイズの心臓レプリカをもとに手術方法を検討して手術にあたり、手術は成功した。

出力に使った3Dプリンタはビデオ映像を見る限りMakerBotの「Replicator 2X」のようだ。造形素材には柔軟性のあるポリマーを使用し、材料費は600ドルだったとしている。 

動画はこちらから

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