雰囲気メガネはスマートフォンと連携させて使用し、歩行中や打合せ、PCの作業時においてもフルカラーLEDライトの点滅と小型スピーカーからの音によって、周囲に気付かれることなく電話の着信やメールの受信などのさまざまな情報を把握することができるという。シンプルな機能とナチュラルな使用感を目指した、ライフスタイルにとけこむウェアラブルデバイスだ。

開発したのは、メガネ販売店「パリミキ」を持つ三城ホールディングス筆頭株主のルネット、モバイル関連の研究に取り組むIAMASの赤松正行教授、IAMAS卒業生らによるベンチャー企業の間チルダの3者。これらの産学連携による「FUN’IKI（フンイキ）」プロジェクトは、「ひとりひとりが情報技術を活用して人間的なつながりと豊かさを実現する」をコンセプトに、世界に誇る日本の緻密なものづくりと最先端テクノロジーアートを駆使したプロダクトの研究開発を行っている。雰囲気メガネはその第一弾製品。

雰囲気メガネは重さ38.5g、リチウムイオン電池、フルカラーLED×6、小型スピーカー、照度センサ、加速度センサを搭載し、Bluetooth 4.0 LEによって外部と通信する。価格や一般発売時期は未定。