新しいものづくりがわかるメディア

RSS


CADユーザーのうち3Dプリント経験者は14%——世界CAD動向調査

IT・通信関連の調査会社Business Advantage Groupが発表した、世界CAD動向調査「Business Advantage Worldwide CAD Trends Survey」によると、世界のCADユーザーのうち3Dプリンタ経験者はわずか14%だが、これから数年で使用率はもっと上がるだろうと予測している。

Business Advantage Group CEOのChris Turner氏は「調査対象のCADユーザーのうち、3Dプリンタを使用しているのは14%で。地域別では米国が一番高く26%、ヨーロッパ・中東・アフリカで12%、アジアで11%。企業別では中規模企業の16%、小規模企業の6%に比べ大企業では28%の使用率だ」と述べている。ただ、この調査はCADユーザーに限った調査なので、実際の市場/企業での使用率はもっと高いと推測される。

主な3Dプリンタの利点については、設計の改善が63%、設計時間の節約54%、コスト24%、市場へのすばやい対応38%、などとなっている。また今後の予測では、ここ1年以内に3Dプリンタ使用率は21%、5年以内では32%にまで伸びるだろうとしている。 

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る