CADdoctor EX6.0のリバースエンジニアリング機能は、ポリゴンデータから部位ごとの面特性を自動認識し、精密な領域分割を行うことで、3D CADでモデリングしたような面構成にするとともに、抽出したフェースを連続的につなぎフェース間の連続性が保たれた高品質な3D CADデータを自動作成できる。

またソリッドモデルから解析用の中立面データを作成する「中立面オプション」を追加し、ポスやリブが複雑にモデリングされた設計モデルの場合でも、面抜けや離れのない中立面を自動作成する。自動の中立面作成で意図通りの結果が得られなかった場合でも、中立面編集用の専用モデリング機能を使って、簡単に中立面を修正できる。

このほか基本機能であるデータ変換の速度も大幅に高速化し、短時間で確実なデータ変換が可能になった。「CATIA V5」「NX」「Parasolid」「ACIS」「STEP」など最新CADバージョンにも対応した。