新しいものづくりがわかるメディア

RSS


メイカーが3Dプリンタで出力したアクションフィギュア「Ronin」

3Dプリンタでパーツを作り、手作業で仕上げを行ったという「Ronin」は個人の“メイカー”の制作とは思えないほど完成度が高く、また製作期間が6か月ということにも驚かされる。

アーロン・トーマス氏は3Dプリンタを1年前に買ったとき、3Dプリンタの可能性や扱い方がほとんど分かっていなかったという。しかし6カ月の間にそれらを勉強し、たくさんのプリントを繰り返してその結果Roninが作られた。

Roninは10インチのアクションフィギュア(関節などが動いて自由にポーズを撮ることができるフィギュア)で、400個におよぶパーツは3Dプリンタで出力された。パーツはプラスチック及びゴムでできており、50以上のジョイント、目にはLEDが取付けられている。組み立てや表面仕上げはトーマス氏の手作業だ。

当然ながらこの手法は大量生産には向かないため、現在はメディアを通じRoninのプロモート活動を行って、最終的には海外での生産ラインを確保したいとトーマス氏は考えている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る