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中国MAKEXが、小型の光造形方式3Dプリンタ「M-One」を開発

中国の浙江省を拠点とする3DプリンタメーカーMAKEXが開発した、光造形方式3Dプリンタ「M-One」が、まもなくKickstarterで資金調達を開始する。

液体状態の光硬化性樹脂に、特定の波長の光を当てることで造形する光造形方式3Dプリンタは、一般的にFDM方式に比べて精密な造形ができる。

M-Oneは光硬化樹脂に当てる光の制御に、Texas Instrumentsが開発してプロジェクタなどで使われているDLP(Digital Light Processing)技術を利用し、最小積層ピッチ20μmの精度で造形が可能だという(一般的なFDM方式3Dプリンタは100μm)。最大造形サイズ150×110×160mm、M-Oneの外形は390×340×490mmとコンパクト。各プリントには100mlの光硬化樹脂が必要だが、造形に使われなかった残りの樹脂は次の造形に再利用できるという。

価格は未定だが、小規模なスタジオや教育機関に向けて低価格でのリリースを行うとしている。

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