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時速30kmで2時間走るラジコンロボットが資金調達を開始

生物の走行パターンを研究して作られた、6本の足で“走る”ラジコンロボット「OutRunner」がKickstarterに登場した。

OutRunnerは3本の足を左右に持ち、それら6本の足を回転させることによって走行する。ここで使われているのは、生物の走行パターンを解析して得られたステップだ。そのステップパターンを再現し、中心部分を回転する軸足より軽くすることで質量を分散させ、高価なセンサや複雑なアルゴリズムの必要なく走行できるという。

OutRunnerには2種類あり、「OutRunner Core」はトップスピードが時速10マイル(時速16km)で1回の充電で1時間動くのに対し、「OutRunner Performance」はトップスピードが時速20マイル(時速32km)で2時間となっている。またOutRunner PerformanceはHDカメラとWi-Fiも搭載しており、操作もRCコントローラだけでなくスマートフォンからも可能だ。

記事執筆時点では目標資金額15万ドル(約1530万円)のうち1万ドルが集まっている。OutRunner Performanceは799ドル(約8万1000円、日本への送料は30ドル)で、目標額が達成できた場合の出荷は2014年12月を予定している。 

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