金属3Dプリンタ販売数、2013年は前年比約76%増加
2014/05/26 16:00
アメリカの調査会社Wohlers Associatesが発表した3Dプリント業界調査「Wohlers Report 2014」によると、レーザー焼結方式3Dプリンタなど、金属を出力材料として使える3Dプリンタの2013年世界市場における販売台数は、2012年比で75.8%も増加した。
同レポートによると、2012年には販売台数198台だったが、2013年には348台に急増している。AirbusやGeneral Electricなどの企業が、航空宇宙産業や医療・歯科医療製品のための複雑な金属部品を試作したり製造したりするために利用しているという。
また2013年の全世界の製品およびサービスを含めた3Dプリント産業の市場は、前年比34.9%伸びて30億7000万ドル(約3120億円)に達したとしている。