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光硬化樹脂を使う3Dプリントペン「CreoPop」

「CreoPop」はこれまで登場した3Dプリントペンと異なり、プラスチックフィラメントを熱で融かすのではなく、紫外線を当てると硬化する樹脂をインクに用いている。このようなインクを使う3Dプリンタペンは世界初としている。

CreoPopは熱する機構がないので、これまでの3Dプリントペンのようにプラスチックが融ける不快な臭いや熱によるやけどの心配がなく、子どもが使っても安全だという。

CreoPopの実現に一番重要かつ特徴的なのはそのインクだ。光硬化樹脂(感光性フォトポリマー)を用いているうえ、多くのバリエーションを用意するという。通常のプリントに使う各種のカラーインクのほか、温度によって色が変わるインク、電気を通すインク、ゴムのような伸縮性のあるインク、体や顔に描けるボディーインク、暗闇で光る蓄光性インク、金属にくっつく作品が作れる磁気性インクなどだ。インクはカートリッジ式で、1つのカートリッジで直径3mm×14m描ける。インクカートリッジの価格は2~3ドルだ。 

CreoPopのペンは充電式で、コードレスでプリントできる。少々大きめのボディだが洗練されたデザインで、カートリッジの交換も数秒でできる。

Indiegogoに登場してすぐに4万ドル(約407万円)の目標資金額を達成しており、記事執筆時点ですでに5万5000ドル以上が集まっている。現在、79ドル(約8000円)で、CreoPop1つとインクカートリッジ5個(5色)が買える(日本までの送料は15ドル)。出荷は2015年の2月以降を予定している。

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