新しいものづくりがわかるメディア

RSS


手のひらに載りそうな超小型レーザーカッター「Laser Cube」

先日Kickstarterに登場した、手のひらに載るほどの超小型レーザーカッターはオープンソースベースでArduinoを制御に使用し、低価格ということで人気を呼んでいる。

「Laser Cube」の外形は152×152×184mm、印刷面積も42×42mmと小さいが、スマホケースなどへの彫刻やちょっとした小物の切り抜きには十分だ。Blu-rayドライブに使われている程度の100mWのブルーレーザーダイオードでカッティング、及び彫刻を行う。全てのソフトウェア、ハードウェア、及びグラフィックスプログラムはオープンソースで、個人的な使用は無料となっている。

超小型ながら、専門的なレーザーカッターと同じように機能し、フレームや内部の機構は組み立て式となっている。システムの心臓部にはArduinoとLaser Cubeシールドを用いている。ヒートシンクと2個のファンで心臓部の温度の上昇を抑え、耐用年数を延ばすようくふうしている。

紙、名刺(厚さ0.4mmまで)、バルサ板(1.5mmまで)なら彫刻もカットも可能。革やアクリルに彫刻もできるが、金属やガラスの加工はできない。

記事執筆時点で目標資金額である1万ドル(約101万円)を大きく上回る2万2000ドル(約223万円)が集まっている。199ドル(約2万円)出資するとLaser Cubeが1台入手可能となっている。日本への送料は40ドル。 

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る