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MakerBotが協力した、火星有人基地デザインコンテスト受賞作が決定

火星の過酷な環境の中で人類が生活するための有人基地建築デザインコンテスト「MakerBot Mars Base Challenge」の受賞作が発表された。3DデータはMakerBotが運営する3Dデータ共有サイトThingiversからダウンロードできる。

このコンテストはMakerBotとNASAジェット推進研究所が共同で開催したもので、6月12日の締め切りまでに225作品の応募があった。作品は3Dプリントされ、デザインの素晴らしさだけでなく、実現可能かどうかをNASAジェット推進研究所の専門スタッフが検討した上で選ばれた。

大賞を取ったモデルは「The Queen B」。蜂の巣のような正六角形の部屋で構成され、キッチンやダイニングルーム、2つのベッドルーム、バスルーム、庭まであるアパートメントだ。この構造は火星の極寒の気温と宇宙放射線から住民を守るよう設計されていて、放射線遮蔽、地下温水槽、及び空気浄化システムも設計に組み込まれている。 

2位を取ったモデルは「Martian Pyramid」 。その名前の通りピラミッド型の住居だが、この形は太陽光を集め、限られた資源を可能な限り利用する多機能な構造となっている。またピラミッドが歴史上古くからその耐久性を証明していることは知っての通りだ。

3位を取ったモデルは「Mars Acropolis」。外観は古代ギリシャの建築要素を取り入れ、機能的には現代の研究施設機能を備えた構造となっている。これも太陽電池パネルからエネルギーを集める機能を有しており、3層構造の外壁は周囲からの保護を目的としている。建築の基礎は地球と火星の土の混合物を使用するとしている。

MakerBotのCEOは、「これらの受賞作を選ぶにあたって、どのデザインも、長い時間を苛酷な環境の中で耐えてきた地球上の建築構造に触発されたデザインであるという事実に、非常に感銘を受けている」と述べている。 

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