中国MakeBlock、オープンソース3Dプリンタのキット発売
2014/09/22 17:00
中国の3DプリンタメーカーMakeBlockが、400ほどの部品からなる3Dプリンタキット「Constructor I 3D」を発売した。組み立てにはんだ付けは不要、部品を交換してプリンタのアップグレードも可能だ。
Constructor I 3Dはオープンソースベースで、GitHubで各種のファイルやマニュアルなどが公開されている。最大造形サイズは125×165×120mm、最小積層ピッチは100μm。最大プリント速度は毎秒100mm。押出機は総金属製で250℃まで加熱が可能で、PLAフィラメントを使用するが、将来的にはチョコレートなどを素材にプリントできるような押出機を開発中だという。
ソフトウェアにはSlinc3r、Printrun、Cura、kisslicer、MatterControl、Skeinforgeが使用可能。3DデータはSTLファイルをサポートしている。価格は699.99ドル(約7万6000円)。今オーダーすると、PLAフィラメント1巻きがプレゼントされる。出荷は2014年10月中の見込み。