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世界初、3Dプリントされた楽器で演奏するバンド

キーボード、ドラム、ギター、ベースのすべてに3Dプリントで製作した楽器を使ったバンドによるコンサートが、スウェーデンのLund大学で行われた。

楽器を製作したのはルンド大学教授オラフ・ディーゲル氏、バンドのメンバーはLund大学Malmo音楽アカデミーの学生だ。ディーゲル氏は「3Dプリントは他の手法では不可能な複雑な形状を作ることができるため、楽器をカスタマイズしたいミュージシャンのためにオーダーメイドの楽器を作ることが容易だ」と述べている。

ディーゲル氏はここ数年の間、3Dプリンタを使った楽器について構想を練っていた。そして昨年ドイツで開かれた製造技術関連展示会「ユーロモールド」のデザインフェアで、彼は100μmの精度を持つSLS(選択的レーザー焼結)方式3Dプリンタで制作したキーボードとドラムを演奏した。もはやプロトタイプを超え、現実的なアプリケーションを作れるほど3Dプリント技術が成長していることに注意を払うべきだと彼は言う。

「ミュージシャンはクリエイティブながら非常に保守的でもあるので、新しい楽器についての反応は興味深かった。初めはプラスチック製のギターを疑うように手にしたが、演奏してみて、それが質の良いエレキギターのような音を出すことに驚いていた」とディーゲル氏は語っている。 

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