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スマホやタブレットから自動車装備を制御するArduino互換ボード「OSEMO」

Arduino互換の「OSEMO」ボードを自動車のCAN(Controller Area Network)バスに接続して、PCやスマートフォン、タブレット端末から各種自動車情報を読み出したりライトなどの装備を制御できたりする「OSEMO」のプロジェクトがKickstarterに登場した。

OSEMOは米国のOSEMO Projectが開発したArduino互換の制御ボード。自動車の車内ネットワークであるCANに接続すれば、BluetoothやWi-Fiなどを経由してPCやスマートフォンで、車載システムと通信し、車外からでもヘッドライトやテールランプのON/OFFや窓の開閉を行うことが可能になる。

OSEMOは自動車の車種や年式を問わず使用できるだけでなく、自宅の家電製品やロボットの制御にも応用可能だ。用途に応じた周辺機器を用意して、制御ボードOSEMOと接続すればよい。各種のソフトウェアが用意されている。設定変更やアップデートは、ソフトウェアで簡単にできる。

OSEMOは12月5日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では目標資金額1万5000ドル(約172万円)のうち約4600ドルの資金が集まっている。OSEMOは125ドル(約1万4000円)、周辺機器も含めたキットは200ドル(約2万3000円)から入手できる。日本への送料として別途10ドルが必要だ。 

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