細く軽く使いやすくなった「3Doodler」新バージョン登場
2015/01/08 17:00
2013年3月に登場し空中に絵が描ける3Dプリントペンの先駆けとなった「3Doodler」の新バージョン「3Doodler 2.0」が発表され、Kickstarterで資金調達を開始した。記事執筆時点で、目標額3万ドル(約356万円)をはるかに上回る、約36万ドル(約4300万円)を集めている。
3Doodler 2.0は、前モデルと比べると、サイズは75%小型化して細くなり、重さは50%軽くなって持ちやすく、細かな作業がしやすくなった。ノズルや押し出し機構は新しく設計し直し、造型速度が変えられるようになっている。電源を外部から供給するのは変わっていないが、より低消費電力になり、オプションのバッテリーパック「JetPack」を使えばコンセントがないところでも、ABSなら2時間、PLAなら3時間の連続使用が可能という。
3Doodler 2.0の資金募集は1月25日まで。早期割引セットはすでに完売で、99ドル(約1万2000円)で、通常出荷分の3Doodler 2.0本体1本と専用のPLAフィラメント25本入り4パックのセットを、1人1セットのみ購入できる。出荷は2015年の4月の予定だ。