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DMM.com、ものづくり特化型クラウドソーシングサービスを開始

DMM.comは、クライアントの「作業を外注したい」「アイデアを募りたい」という要望に、経験を持った登録クリエイターが応える、ものづくりに特化した仕事のマッチングサービス「DMM.makeクラウドソーシング」を2月5日に開始した。3Dデータ作成から始め、ものづくり分野全体(企画、設計、製造)に展開する。

DMM.makeクラウドソーシングでの依頼方法には、外注として発注する「プロジェクト方式」と、公募の上で、選定/採用する「コンテスト方式」の2つがある。

プロジェクト方式では、DMM.comによる一定の技術チェックをクリアした“公認クリエイター”の中から、人材を選定して仕事を進める。データ作成の要件が確定しており、外部のクリエイターに外注するように依頼したい場合の方法で、作業的要素が高く、品質が求められる案件に向く。製造作業補助用ロボットの外装カバー設計などの依頼があったという。

コンテスト方式は、多くのクリエイターを対象に公募によって複数の提案を集め、その中から選定/採用する。デザインやアイデア重視でデータ作成を依頼したい案件に向く。多くの提案から選ぶことができるだけでなく、プロモーション効果も期待でき、クレーンゲーム向けオリジナルキャラクターやジュエリーの3Dデザインアドの依頼があったとしている。

当初展開する3Dデータ作成では、DMM.makeで培ってきたノウハウ、サービス運営の経験、造型の実績、世界基準の品質管理ツールの導入によって、納品データの品質を保証する。専門知識を持つスタッフもおり、クライアントが3Dデータ作成に関する知識が少ない場合でも、安心して依頼できるという。

オープンキャンペーンとして4月30日受付分まで、DMM.makeクラウドソーシングで作成した3DデータをDMM.makeの3Dプリンタで造型する場合、通常価格の20%引きで利用可能。クリエイターが負担するシステム手数料も通常報酬額の半分の15%にする。

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