ミマキエンジニアリング、フルカラー3Dプリンタ事業に参入
2015/05/22 17:30
業務用インクジェットプリンタやカッティングプロッタ事業を展開するミマキエンジニアリングは、フルカラー造型が可能な3Dプリンタを開発し、3Dプリンタ事業に参入する。製品発売に先駆け、子会社のグラフィッククリエーションがこのプリンタを使ったフルカラー出力サービスを8月に開始する。
ミマキエンジニアリングが開発中の3Dプリンタは、4色のUV硬化インクを使用して、約1000万色の表現が可能なフルカラーUV硬化インクジェット方式を採用した。既存のフルカラー造型が可能な3Dプリンタは、主に粉末石膏造型だが、500万~600万色程度の色表現にとどまっていた。ミマキエンジニアリングでは、業務用インクジェットプリンタで培った技術を生かし、これまでにない鮮やかな3Dプリントを実現したという。
フルカラーUV硬化インクジェット方式3Dプリンタの発売時期や価格は未定だが、グラフィッククリエーションが8月1日からフルカラー3D出力サービスを提供する。料金は個別見積もり。