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場所を選ばずペン入力。スマホ対応のペン型デバイス「Phree」

スマートフォンやタブレットPCのアプリと連携して、どこでもメモを取れるペン型入力デバイス「Phree」がKickstarterで人気だ。ペンを使って操作するという意味ではペンタブレットと同じだが、Phreeはペンタブレットと違ってペンの動きを感知する板状の本体が不要。ペン先に入っているレーザーセンサーがペン先の動きを読み取る仕組みで、Bluetooth経由でスマートフォンやタブレットPCと接続する。

Phreeを開発したのは、イスラエルのテルアビブに拠点を持つOTM Technologies。公開されている仕様によれば、Phreeの全長は142mm、幅18mm、厚さ8.5mm、重さ30g。時刻や機能メニューを表示する有機ELタッチスクリーンを備え、“スマートペン”とでもいうような外観だ。

スマートフォンやタブレットPCのほかにも、デスクトップPC、テレビなど、Bluetooth接続対応の機器となら連携可能。Office、OneNote、EverNote、Acrobat、Google Handwriting Keyboard、Viberなどのアプリとの互換性が確認できている。

さらにPhree はヘッドセットとしての機能も搭載し、Bluetooth接続のワイヤレス受話器としても利用可能。短いテキストメッセージングをやり取りする機能も備えいる。

Phreeは6月27日までKickstarterでクラウドファンディング中。目標額の10万ドル(約1230万円)の8倍を超える86万ドル(約1億580万円)以上を集めている。ブラック、グラファイト、シルバーおよびゴールドの本体色がラインアップされ、記事執筆時点では168ドル(約2万1000円)でPhreeを1本入手できる(ケースは付属しない)。日本への発送にも対応し(発送料20ドル)、2016年4月ごろに納品される見通しだ。

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