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3D Hubs 3Dプリンタトレンド7月版、ブランド/製品の順位変動なし

3Dプリンタ共有ネットワークサービスを世界展開する「3D Hubs」は、同サービスに登録された3Dプリンタに関する調査レポート(2015年7月版)を発表した。fabcrossで取り上げた前回(2015年6月版) と比較して、およそ1000台増加した。最近の増加ペースは1週間に約350台。

3D Hubsの3Dプリンタネットワークに参加するプリンタのメーカー(ブランド)別シェアは、RepRapが全体の16.1%(6月比0.4ポイント減)を占めて1位。2位はMakerBotで14.5%(同0.5ポイント減)。3位はUltimakerが12.1%(同0.3ポイント減)、4位3D Systemsが6.0%(同0.3ポイント減)、5位Stratasysが4.2%(同0.2ポイント増)となっている。1~5位までの順位は6月と変わらない。

3Dプリンタモデル別では、「Ultimaker 2」が7.7%(6月比0.1ポイント減)で4カ月連続1位。2位は「Prusa i3」が7.2%(同0.1ポイント減)、3位「Replicator 2」が6.6%(同0.3ポイント減)。4位「Replicator 2x」は3.8%(同0.2ポイント減)、5位「Ultimaker 1」3.6%(同0.2ポイント減)となった。6位は「RepRap」3.1%(同0.1ポイント減)、7位は「Form1+」が2.5%で付けている。6月と順位は変わっていない。

3D Hubsはオランダに本拠を持つ3Dプリンタ共有サービスで、所有者が自分の3Dプリンタを登録し、ユーザーは3D Hubsのサービス経由で、最寄りの3Dプリンタから出力できる。記事執筆時点の3Dプリンタ登録数は1万8091台、150カ国に広がっている。

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