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Makers'、北海道札幌市に“Makers' Base Sapporo”を8月29日にオープン

東京都目黒区にファブ施設Makers' Baseを運営するMakers'は、北海道札幌市に国内2拠点目となる“Makers' Base Sapporo”を8月29日にオープンする。オープンに伴い、さまざまなイベントを開催する。

目黒のMakers' Base(以下Makers' Base Tokyo)は、2013年8月にスタートした会員制シェア工房。施設利用、ワークショップ、オーダー製作の3つのサービスを提供しており、2015年7月29日時点の利用登録会員数3000人、毎月1000人以上がワークショップに参加し、毎月100件以上の賞品製作オーダーを受けているという。

Makers' Base Sapporoは3階建ての倉庫を改装し、600平方メートルのフロアに東京都同様のサービスを展開する。Makers' Base Sapporoの特徴は以下の4つ。

  • 店長にNPO札幌オオドオリ大学学長の猪熊梨恵氏を迎え、札幌オオドオリ大学との連携を強化。双方に価値あるプログラムを構築。
  • 道内の特色を生かした「つくる」お土産を展開。雪の結晶など独特のモチーフ、エゾシカや白樺などの素材を生かしたワークショップやオーダーを展開する。
  • 東京や海外など他の地域へ「つくる出稼ぎ出張」支援。札幌在住の作り手が、東京や海外に行って稼ぐための機会を支援する。Makers' Base Tokyoでのワークショップや、パートナー企業が開催する販売機会への出店枠提供、商品企画やマーケティング活動を支援する。
  • 美大芸大入学に向けた支援。東京や海外の美大、芸大への入学を目的とした実践的な支援を行う。技術習得だけでなく、ポートフォリオ作成のための遊具措置、大学関係者を呼んで文化や施設の違いを知るためのイベント開催などを予定。

8月29日のオープンに向け、トークショーや施設利用のための無料説明会、ワークショップ、オープニングパーティなどを企画している。今後Makers' Base Sapporoでは、地域、利用者、プロセスとしてサービス提供する幅を広げる予定。

また、Makers'は、2020年までに国内外で10~15拠点の展開を予定している。

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