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Arduinoを使った4軸制御のデスクトップロボットアーム「Dobot」が1700万円以上を調達

4軸制御のデスクトップロボットアーム「Dobot」のプロジェクトがKickstarterで始まった。開発したのは米サンフランシスコ在住の6人の産業用ロボットエンジニアのチーム。制御にはArduinoを使っており、子どもから上級者まで楽しめるように作られているという。

Dobotの仕様は、重さは3kg、アームで持ち上げられる最大の重さは500g。制御ボードとして「Arduino Mega 2560」を搭載しており、UARTおよびBluetooth経由でPCやスマートフォンによる制御が可能。位置繰り返し精度は±0.2mmで、その精度の高い動きを伝えるために、Dobotを実際に動かして針に糸を通したり、レーザーで絵を描いたりする様子を動画で紹介している。

Dobotは11月4日までKickstarterでクラウドファンディング中。目標額3万6000ドル(約432万円)の4倍以上の14万ドル(約1680万円)以上を集めている。記事執筆時点では、399ドル(約4万8000円)の早期割引分は売り切れで、499ドル(約6万円)でDobotのBasicセットを1組入手できる(日本までの送料を含み、アームの先端に装着する筆とレーザーヘッドが付属する)。声、目線、脳波、指の動きやジェスチャーなどによる制御を希望する場合にはClassicセット(599ドル:7万2000円)またはProセット(799ドル:9万6000円)を購入する必要がある。発送予定はいずれも2015年12月だ。

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