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子どもだけでも安全に楽しめる200ドル台のお手頃3Dプリンタ「Rever」

子ども向け3Dプリンタ「Rever」のプロジェクトがKickstarterに登場した。開発したのは米国デラウェア州ルイスに拠点を置くQubea 3D printer。使い方はとても簡単で、タブレットPCから専用アプリで好みのイラストを描くだけでそれを3Dデータにして、Wi-Fi経由でReverに送って出力する仕組みだ。

子どもだけでも安全に楽しめるように、Reverにはさまざまな工夫がなされている。まず、やけどを防ぐため、ノズルやプリントベッドに直接触れないよう覆うドアを設けている。プリント中やプリントが終わってから十分に冷めるまではそのドアを開けることはできない。その一方、ドアは半透明なので出力中の様子がよく見え、子どもの好奇心に応える設計となっている。また、安全性の問題から、現時点では生分解性を備えたPLA樹脂の専用フィラメントのみに対応している。

ReverはKickstarterで12月12日までクラウドファンディング中。記事執筆時点では目標額の15万ドル(約1800万円)に対して、4万ドル(約480万円)超を集めている。記事執筆時点では169ドル(約2万円)の早期割引分は売り切れで、219ドル(約2万6000円)でReverを1台入手できる(専用のPLAフィラメント0.5kgが付属する)。日本への出荷は可能だが、送料は要問い合わせ。納期は2016年の1月の予定だ。

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