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LEGOと日本マイクロソフト、プログラミングロボット教育カリキュラム提供で協力

LEGOの教育部門LEGO Educationと日本マイクロソフトが、日本のIT人材育成を目的として、小中高生を対象にしたプログラミング教育カリキュラム「ロボット×クラウドではじめての本格プログラミング~レゴ マインドストームで地球を探査」を開発し、提供を開始した。全国教育機関への展開でも連携する。

このカリキュラムは、世界5万以上、日本国内でも6000以上の教育機関で使われているロボット「レゴ マインドストームEV3」を使って、クラウドシステムやIoT、データ分析の初歩を学ぶことができるプログラミング入門教材。プログラミングには「Microsoft Visual Studio」を使用し、ロボットの操作、センサによる外部データの収集、Microsoft Azure上に準備したIoTや分析サービス機能を用いて、データの収集、保存、分析、活用といったビッグデータ時代のIoTの基本的な仕組みを、遊びながら学べるという。カリキュラムはレゴ マインドストームEV3正規販売代理店のアフレルと共同開発した。

本プログラミング教育カリキュラムは、芝浦工業大学中学高等学校、お茶の水女子大学附属高等学校、東京大学教育学部付属中等教育学校、鳥羽商船高等専門学校などにおいて実証実験を行っているという。LEGO Educationと日本マイクロソフトは、それら実験結果を反映した小中高の生徒向けワークショップを、プログラミング学習に多くの実績を持つCANVASの協力を得て、今後1年間で参加者数1万人を目標に、全国規模で展開する計画だ。

また教育者だけでなく、個人エンジニアや学生、特に高専生などがこのカリキュラムを活用したワークショップを開催するための支援策として、日本マイクロソフトが提供するセルフオンライントレーニングサービス「Microsoft Virtural Academy」などを通じて、年間500人のトレーナーを養成するとしている。 

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