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ユニークな動きをする6脚ロボットの製作を通じてロボット工学を自宅で学べる「STEMI」

6脚ロボットキットを組み立てて動かすことで、ロボットの制御やプログラミングを学べるラーニングシステム「STEMI」がIndiegogoで出資を募っている。

ロボットの構造、仕組みとその制御、Arudinoやモバイルアプリなどのプログラミングを学ぶこと、ひいては科学や機械工学への造詣を深めることを目的としている。対象年齢は13歳以上だ。

制御ボードにはArduinoを採用。拡張ピンを使って、モーターやLEDダイオードを追加できる。6脚はそれぞれ3つのサーボモーターで駆動しており、360度どの方向でも移動ができる。Bluetooth通信でスマートフォンによる遠隔操作も可能。スマートフォンのジャイロセンサと連動させて、スマートフォンの傾きと同じ向きにロボット本体を傾けることもできる。リチウムイオンバッテリはUSBで充電できる。

ロボットのパーツはDIYキットとして送付され、ビデオチュートリアルを見ながら各自で組立てを行う。3Dモデルデータやソースファイルなどはすべてオープンソース化されており、自由にカスタマイズが可能だ。

開発はクロアチア、リエカのMarin Troseljら16名のメンバーにより行われている。早期割引版、通常版に加え、6時間のスカイプサポートがついた3タイプをラインアップしている。記事執筆時点で通常版が279ドル(約3万3600円)、スカイプサポート付属版は339ドル(約4万800円)。日本への送付には関税と送料が別途必要。

目標額の1万6000ドル(約193万円)に対し、およそ9割となる1万4000ドル超(約168万円)を集めることに成功している。出荷については、スケジュールが順調に消化された場合、2016年7月~9月を予定している。 

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