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ロフトワーク、デジタル工作機を置いたコワーキング施設「MTRL KYOTO」を京都にオープン

ロフトワークは、国内外から集めた素材とデジタル工作機を設置した、クリエイター向けコワーキング施設「MTRL KYOTO(マテリアル京都)」を、12月7日14:00にオープンする。

MTRL KYOTOは、明治時代に印刷工場として使われた後、家具店となっていた築110年の3階建て一軒家を改装した。京都で活動する個人クリエイターほか、チームでの打ち合わせや共同製作などにも適したクリエイティブラウンジという。

MTRL KYOTOのコワーキングスペースは、入会料/登録料無料のドロップインスタイルの時間制課金システムで、当日飛び込みでも利用できる多目的ワークスペース。料金は45分あたり500円(コーヒー1杯付)、45分以降は1分10円。1日使い放題1800円。 

設備としては、電源、Wi-Fiのほか、大型ディスプレイ、プリンタ(有料)、プロトタイプ素材(有料)、3Dプリンタ「MakerBot Replicator 2X」、レーザーカッター「rayjet」、CNCフライス「KitMill Qt100」、刺しゅうミシンなどがある。機材の利用などは別途料金がかかる。

また、用意する素材は、京組紐、北山丸太、丹後ちりめん、西陣織などの伝統的な素材の他、放射能センサ「bGeige Nano」、人認識センサ「HVC-C」、Firefox OSマイコンボード「CHIRIMEN」、導電性インク「AgIC」など電子部品や化学材料まで幅広くそろえる。 

MTRL KYOTOでは、12月7日(月)から、2016年1月31日(日)まで、利用料金半額キャンペーンを実施する。

また東京渋谷区道玄坂のファブ施設「FabCafe Tokyo」の上のフロアに「MTRL TOKYO」を12月上旬にオープンし、FabCafe Tokyoと連携したサービスを展開するとしている。 

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