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ハード系ベンチャー支援の「OMRON KOTO CHALLENGE」、第2期の募集スタート

オムロンの子会社でベンチャー企業への出資・支援などを手掛けるオムロンベンチャーズは、ハードウェア系ベンチャーの起業支援プログラム「OMRON KOTO CHALLENGE(オムロン コトチャレンジ)」の第2期プログラムを2015年12月1日からスタートした。合わせて、第2期参加者の募集も同日より開始している。

オムロン コトチャレンジは、ものづくりに軸足を置いたハードウェア系ベンチャーを支援する取り組み。オムロンの持つものづくり力やグローバルネットワークを生かして、ハード系ベンチャーが持つさまざまな技術や独創的なアイデアをブラッシュアップするだけでなく、生産技術や購買・物流をはじめとするバリューチェーンの構築などまで、全面的に支援する。

第1期は2014年に参加者の募集を開始。選ばれた6チームによるプロトタイプ開発が、2015年3月6日から動き出した。第1期の成果として、最優秀賞に輝いた健康管理IoTベルト「おなかのげんじつ」や、オーディエンス賞を受賞した「あなたを抱きしめてくれる枕Pillojoy」などのプロトタイプが生まれている。

第2期となる今回は、会場としてオムロン草津事業所内に新設された「ものづくりクリエイトラボ」を使用。同ラボには3Dプリンタ、3Dスキャナ、切削RPマシン、レーザーカッターなどの工作機器が用意されていて、プロトタイプ開発に利用できる。

また、技術者や事業企画担当の現役/OB社員からメンタリングを受けることも可能。企画・開発・設計から試作に至るまで、幅広い課題・悩みについて相談できるという。

今後のスケジュールは、12月19日に京都でキックオフイベントが開催され、2016年1月9日に東京・品川でガイダンスイベントを実施。2月1日に参加者の応募が締め切られる。選ばれた参加者は2016年4~6月の3カ月間にわたってプロトタイプ開発に携わることになり、7月中旬に開催予定の発表会「Demo day」までにプロトタイプを完成させて披露することになる。

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