デジハリ大学院、教材利用とカリキュラム開発でProgateと提携
2015/12/15 10:50
デジタルハリウッド大学大学院が、無料プログラミング学習サービス「Progate」を提供しているProgateと提携。教材導入やカリキュラム開発などにおいて産学協同プロジェクトを開始する。
同大学院では、「ビジネス」「クリエイティブ」「ICT」の融合をコンセプトとする実践研究を行っている。そのため、修士号の審査にはビジネスプランだけではなく、サービスや製品のプロトタイプ(デモコンテンツ)の提出が必要だ。
また近年では特に、素早くプロトタイプを作るためのプログラミング能力によって、院生のアウトプットに大きな差が生じているという。
そういった状況から同大学院は、ビジネス開発やスタートアップを目指す者に共通するリテラシーとしてプログラミング教育の必要性を実感し、プログラミング学習文化を浸透させるため、今回の産学協同プロジェクトに乗り出した。
パートナーとなるProgateは、「初心者から、創れる人を生み出す」ことを理念として2014年に設立。「わかりやすいレッスン」「実践的な学習スタイル」「ブラウザ上で完結する学習環境」をコンセプトに、プログラミング学習サービスをオンラインで提供している。
今回の産学協同プロジェクトでは、まず2016年度に新規設置されるWebサービス開発系の研究実践科目「アジャイルデベロップメントラボ」の教材としてProgateを導入。履修条件として、事前にProgateの「HTML&CSS基礎」コースの修了を課している。
また、1日で「HTML&CSS基礎」コースを終える「DHGS×Progateプログラミングブートキャンプ」を同大学院駿河台キャンパスにて開催。参加費は無料で、同大学院生のほか、入学を検討している社会人も対象となる。参加には事前申し込みが必要で、定員になり次第受付終了となる。