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使用可能な時間などを管理できる電源ソケットのプロトタイプが登場

ビットコインなどの仮想通貨にコアアルゴリズムとして導入されているブロックチェーン技術を用いて、使用権をコントロールできる電源ソケットのプロトタイプが開発された。

開発元は、福岡県福岡市に本拠を置くNayuta。IoT(Internet of Things)とIoM(Internet of Money)関連の技術を組み合わせて、プロダクト開発を進める企業だ。

今回発表されたプロトタイプでは、ブロックチェーン上でOpen Assets Protocolを利用。プロトタイプの持ち主が「○年○月○日~△年△月△日までの期間で、電源を◇時間利用できる」といった使用権トークンを発行し、ユーザーがそれを受け取ることで、電源ソケットを使用できるようになる。

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使用権トークンの受信・利用にはスマートフォンアプリを使い、スマホと電源ソケット間のBLE通信によって電源を有効化する仕組みだ。

電源ソケット側には使用電力の計測機能も搭載されているため、使用した電力量に応じた課金型電源ソケットとして活用できる可能性もあるとしている。

なお、この電源ソケットは福岡市の「新製品開発サポート事業」に採択され、福岡市、AIP、QUESTの協力を得て開発を進めている。

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